村上

 

今回は私の大好きな小説家、村上春樹さんの作品、「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」という本をご紹介します。

基本的に古本屋で本を買うことが多いのですが、村上春樹さんの作品を見つけたら即購入に走ります。

なぜかというと元々学生時代の時には「1Q84」という作品が爆発的にヒットしていたのは知っていました。もちろんその作家さんが村上春樹さんということも。

 

ただし、私の性格上「売れている」ものや「流行しているもの」などは基本的に受け付けないタイプの人間なんです。だから正直村上春樹さんの作品は嫌煙していましたね。

 

ですが、この作品を購入する前にファッション誌に載っていた村上春樹さんの作品が気になり読んでみたらはまりまくってしまい非常に読みやすく「彼の作品をもっと読んでみたい!」と思って購入したのがきっかけでした。

 

「死ぬこと」を考えていた大学時代。

 

主人公の多崎つくるは大学時代に「死」を考えていました。元々細身の体型ではなかった彼がげっそりとして痩せていきました。

 

多崎つくるという人間は地元が名古屋なのですが、東京の大学へと進学し、一人暮らしをしていました。そんな彼の夢は「駅をつくる」ことでした。

 

彼は家柄もよく程よいお金持ちでした。大学に入学して1年目は休みのたびに頻繁に実家へと帰り、親友に会っていました。ではなぜ彼は「死」と向き合わなければいけなかったのでしょう。

 

「色彩をもつ4人の親友」と、多崎つくる。

 

彼には高校時代初めて親友と呼べる男女のグループがいました。

それぞれに個性があり共通するのは、ある程度お金持ちだということ。

ですがそれに対して鼻につくようなこともなく、頭も良い、スポーツもできる、

まるで5人が集まれば1人の完璧な人間ができるかのように私は思えました。

 

高校時代の場面が出てくるのですが少し自分と重ねてしまいましたね。

多崎つくるの場合彼を含め男3人、女2人のグループでした。

実は私も高校時代最後の方でよく集まったりしていたのは同じように男3人、女2人のグループだったんです。

中でも恋愛関係などはありましたがそれなりにお互いの関係をうまく補いながら今でもその関係は続いています。

 

 

話が少しそれましたが、多崎つくるのグループの話に戻りますね。実は彼の中で当時からひっかかっていることがありました。

それは名前に「色がない」ということ。メンバーは「シロ」「クロ」の女の子2人、「アオ」「アカ」の男の子2人。そして多崎つくる。

 

彼は結構気にしていたそうです。ですが親友たちは時にはそれをからかったりしますが誰も気にしていませんでした。

彼のみ大学が東京だったので帰省して集まったり、手紙のやりとりをしていたのですがある日突然メンバーの一人から「もう連絡しないでくれ」といわれました。

 

それは彼にとっては大きな傷跡でした。心当たりのないのになぜきられなければいけないのだろう…。

 

16年経った頃、その真相を解明することになります。

 

そこは私がお話しするよりも実際に本を読んでいただいたほうが面白味と衝撃があると思います。その真相を知りたい方はぜひ読んでみてください。

 

思わずページをめくる手が止まらなくなると思います。